営業事務を担当しております佐藤李香と申します。
2023年の4月に祖父が亡くなり、祖母も介護施設に入ることになったため、祖父母の家が空き家になりました。
私は不動産業界へ転職して2年半ほどでしたが、まさかこんなに早く仕事の知識が役に立つとは思いもしませんでした。
はじめは仲介で販売しておりましたがまったく動きがなく、紆余曲折あり、金額よりも雪が降る前に処分することを優先し、買い取っていただくことになりました。
契約・決済と進む際、心配性の父に何度か質問されましたが、仕事で身についた知識や経験で答えることができました。
日々の業務で身についた知識を役立てることができたことが嬉しかったですし、何より家族の役に立てて嬉しかったです。
決済が終わると解体が始まりました。
子どもの頃、毎年行っていた「おばあちゃん家」がなくなってしまったのだと、更地を見て実感しました。
仕事柄、解体され綺麗になった土地を目にする機会が多々あり、見慣れたせいか寂しさはありませんでした。
ですが、「ここにきてもおばあちゃんには会えない」のが何とも不思議に思え、両親とともにまっさらになった土地を「わあ…」と声を出しながら見つめていました。
お家には様々な想いや愛着があると思います。
大切なその想いに寄り添い、親切丁寧な対応で売買活動のお手伝いをしていきたいと、より強く思った出来事でした。
不動産のことでお悩み・ご不安があればお気軽に中島測量設計までお問い合わせください。